伊吹卓による現場主義の商品開発支援・マーケティング&リサーチ&人材育成研修・コーチングで企業のブランド構築をサポートします。

売れるブランドを創ろうブログ 【ブランド・クリエイト】伊吹流・商品開発でブランド構築
代表森正弘が日々の業務の中で気づいたことをつれづれに・・・

リサーチ

「焼肉たむら」さん、脱帽しました!

きのう、「たむけん」さんが謝罪会見をしていました。
オープンしたばかりの「焼肉たむら」名古屋店で
4名の食中毒者を出してしまったようです。
僕は車のTVで、チラッと見た程度ですが、
同じ経営者として、「ひと事でない」と見入ってしまいました。

僕が会見を見た印象は、こうです。
「たむけんさんは素晴らしい経営者だ。
お笑いの人が片手間で商売をやっているんじゃない。」

会見の中で社長の田村さんは・・・

まず、お客様の健康を害した事、みんなで食べる焼肉を
嫌なものにしてしまった事を詫びました。
次に、社会に迷惑をかけたことを詫びました。
そして、好調な商売の中に慢心があったと素直に認めました。
最後に、指導に従い改善、努力をして、一から出直します。
その時には、また応援してください。

と、お笑いの時とはまったく違う、表情で語りました。

まず、ひとつも言い訳をしていません。
これは実はたいへん難しいことだと思います。

例えば、会議に遅刻したとします。
自分は間に合うはずの時間にちゃんと家を出たので、
ついつい「道路が渋滞してて・・・」と遅刻の理由を言ってしまいます。

でも、これは本人にとっては「理由を説明している」のですが、
会議の参加者にとっては「君じゃなくて、道路が悪いと言うのか!」と
「言い訳」と、とられてしまいます。

次に、従業員や店長のせいにもしていません。
どう考えても、田村社長自らやった事ではありません。
でも、きっちりリーダーとして、自分の責任にしています。

そして、3店舗全部を無期休業にしています。
これは、強制か自主的かは僕は知りませんが、
本当にお客様の事を大切にする姿勢の表れだと思います。

間違いは誰にでも、どんな企業にでもおきます。
でも、それを、真正面から社長が受け止め、心から謝罪し
閉店し、自ら改善の指揮を執る・・・
できそうでできない事だと思います。

同じような謝罪会見を僕たちはたくさん見ました。

うなぎ屋さん、高級料亭、牛肉屋さん、プロボクサー親子、
関取、JR西日本、トラックメーカー、湯沸かし器屋さん、
教育委員会、エレベーター屋さん、お土産屋さん

ほとんど事件の記憶がありますよね。
でも、こんな会見はなかなかありませんでした。

きのうの田村社長を見て、僕はこう思いました。

「これだけ、反省しているのだから
もう2度と同じ事は繰り返さないだろうな。」

きっと、許されて営業再開する日は近いと思います。

お客様を入院させた罪の意識と、社長業の痛みを知って、
より謙虚になった経営者、
より気合を入れて、慎重に生肉を扱うスタッフ
よりお客様の満足を深めるミーティング

今回の謹慎で、「焼肉たむら」はもっと
いいお店になるのではないでしょうか。
せっかくうちの近く(名古屋)にできたお店です。
再オープンしたら、早速予約したいと思います。

もし、あの謝罪会見で、僕と同じ印象を持った人が多ければ
「焼肉たむら」さんは、更にお客様を増やす事になります。

今まで、気にもしていませんでしたが、
きのう僕は、一発でファンになりました。

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[ 管理者 — 2008年7月30日 : ニュース・街ネタ, リサーチ, 商品開発, 着眼法, 苦情法 ]

伊吹流のススメ

奈良遷都1300年祭のキャラクターが話題になっています。
どうやら名前は、せんと君に決まったようです。http://www.1300.jp/

この子を初めて見た時は、正直、失礼ながら笑っちゃいました。
20080412-00000901-san-soci-thum-000.jpg20080412-00000901-san-soci-thum-000.jpg
奈良市民は、「子供が泣く!」と大反対、
商店街も反対、地元のクリエーターたちは「代案を出す」と意気込み
寺院の集まりまでも「仏の修行をする子供に角とは何事じゃ!」
と、大騒ぎ。
テレビでは、テリー伊藤さんが「ヌルッとしてるから【ヌル坊】」
などと、名前をつけていました。

しかし、主催者は「これでいいのだ!」と意地っ張り。
立場上、引っ込める訳には行かないようです。
なんでも、話題の「せんと君」は
お役所が指示し、歴史の大学教授がデザインして
作ったんだそうです。

このニュースを見ていると、
もう10年近く前の、加納光先生との出会いを思い出します。

加納先生: 君の会社の【ロゴ】には、どんな意味があるんだい?

森:    「○○××・・・」当社のこんなポリシーが込められています。

加納先生: へーっなるほど、このロゴを見ると、お客さんは、
      そのポリシーを感じるっていうわけなんだね。

森:    えっ?  うちの中身を知らないお客さんは、
      わからないからそんな風には感じないでしょうねえ。

加納先生: じゃあ、社長の自己満足なんだ。

森:    ・・・・・・

加納先生: 【コカコーラ】のロゴを見てごらん。安心感がないかい?
      【ユニクロ】や【無印良品】のロゴを見てごらん、
      製品やお店のイメージがわかないかい?

森:    なるほど、はっきりとイメージできますね。

加納先生: 一度、君の会社のロゴをどう感じるか、
      お客様に聞いてみようか?

森:    ・・・・・

お客様に聞きながら、会社のロゴを作るという発想は
ありませんでした。

また、こんな事も聞かれました。

加納先生: 君のお店はお客様は充分いるかい?

森:    お得意様はいますよ。でも新規のお客様が少なくて・・・

加納先生: つまり常連さんは、君のお店の事が好きなんだね。

森:    そうです、そのとおりです。

加納先生: 「好きになる」と「ものを買う」とどっちが先だと思う?

森:    そりゃ、「好き」になってから、「買う」んじゃないですか?

加納先生: 君のお店は、「買ってる人は好き」って言ったよね。
      ・・・逆じゃないか?
      それじゃ、お得意さんは増えないよねえ。

森:    加納先生!どうしたらいいんですか?(すがる目)
その時、加納先生のコンサルと、セミナーを受ける決心をしました。

あれから、8年、僕らの会社のメンバーは、
先生のセミナーを受けまくりました。
いつしか、「弟子」とか「マネージャー」という風に名が付き、
一緒に会社を作りお仕事までさせて頂く【はめ!?】になりました。

僕は、伊吹流「商売繁盛の2大秘訣 苦情報・着眼法」を
会得できたのだろうか。  まだまだ、おおいに疑問です。

「自分はこれでいいと思うが、お客様からはどう見えるのか」

これは、じっと会社で考えていても、決してわかりません。
頭を下げて、「教えてください」とお客様に聞く!しかありません

お役所と、学者さんは「おえらい」方なので、
決して人に聞いたりできません。
多分それが1300年の歴史でしょう。

僕らは、「士・農・工・商」の中で、一番下の「商い」ですから、
プライドを捨て、アホになってお客様に聞いて回ります。
でも、ちょっとうまく行くとすぐに「できる気」になって
謙虚さを忘れてしまいます。
社長業は、叱られる事の少ない孤独な仕事です。
加納先生、また怒鳴ってくださいね。

どうも最近

☆お客さんが少ない、
☆商品開発でヒットが出ない
☆部下育成がうまくいかない

というあなた、
僕のブログなど読んでいただいたのも
何かの縁かも知れませんよ。
「商売道・伊吹流」の門をたたいてみてはいかがですか?

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本格的に「もったいない」の時代

ちょっと前に、「紙」業界のインチキが発覚しました
再生紙40%のはずの年賀状が
実は全部新品パルプ100%だった、というものです。 
それで、似たようなコピー用紙とか封筒とかも調べたら
出るわ出るわ、21社のうち、18社がインチキしていました。

リサイクルと言って、より高級な新品でごまかすという
奇妙な偽装を、みんなでやっていたのです。
その表示を信じて、誰も疑っていませんでしたよね。
でも、こんな事件が起きると、消費者はそれを
気にするようになります。

その件で、テレビでアンケートをとっていました。

「あなたはコピー用紙に、真っ白な新品の紙と
ちょっと黄色い再生紙のどっちが使いたいですか?」
結果、60%の人が再生紙を選びました。
中でも、再生紙を多く選んだのは、10代の学生達でした。
今、お国主導のリサイクルから国民が推し進めるリサイクルに
進化した瞬間だと思いました。

今後は、法律ができたり、監視や内部告発も増えるでしょうから
大丈夫だと思います。

ちょっと、ざらっとした昔風の紙が、増えてくるのでしょうか。
とってもいい事ですね。

最近、「マイお箸」を持ち歩く人をよく見かけます。
僕の知り合いに、湯たんぽを使って寝ている人や、
風呂敷を使う若い女性もいます。

なんだか「3丁目の夕日」の時代のようです。 

でも、これが今からのトレンドです。
「リサイクル」や「もったいない」は、10年位前から言われています。
でも、本当に「このままじゃ、地球はあぶない、守らなくては!」
って、僕らはその頃から思って行動していたでしょうか。

「今頃、なによ、当然していたよ!」とおっしゃるあなたは、
「トレンド超先取り」です。素晴らしい!

でもテレビとか渋谷の最先端で流行していても、その商品は
まだ、地方や下町では実際は売れないものなんです。
ですから商売とか商品開発となると、
「半歩」先取りがヒットのコツなんです。今年は、
「もったいない」+「昭和レトロ」+「不景気」+「物価高」 です。

このキーワードで商品開発してみてはいかがですか?

 僕も、
「リサイクルのブランド子供服ショップ」
「リサイクルのブランドレディース服ショップ」
「中古原付専門ショップ」
と、このトレンドに乗った会社を持っています。

今までは、「ブランド物なのにめっちゃ安い!」
を売り物にしてきました。
「もったいない」ではあまり、集客できなかったのです。

でも、今、変わっていくんだと実感した紙偽装のニュースでした。

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[ 管理者 — 2008年2月7日 : ニュース・街ネタ, リサーチ, 着眼法 ]