
独立、開業を志す方に、僕のアホ体験談を
お話しようと思います。
もう10年以上前の事ですが・・・
ジュリア名古屋店で、近所の方々のお役に立とうと
お店の前の駐車スペースを、細かく仕切って
フリーマーケットを開催しました。
近所の方が、家で余っているものに値段をつけて
ジュリアの前で小さなお店を開くわけです。
その頃のジュリア名古屋店には、
使っていないシャッターがあって
お店の横の隙間にシャッターの柱が
寝かせて置いてありました。
あるフリマ出店の方が、その柱を持ってきて
(2mを越す太い鉄の柱なのでめっちゃ重い!)
立てて、自販機との間にロープを張り、
ハンガーで服をかけて、販売し始めました。
そのうち、掛かっている服が風にあおられ
鉄の柱が、倒れました。
それは、ひざにかごを載せて、お弁当を食べている人の
おにぎりを直撃!!しました。
お弁当箱はつぶれましたが、幸いにもその方に
お怪我はありませんでした。
でも、もしその方が頭をもう少し前に出した瞬間だったら・・・
と思うと、今、思い出してもゾッとします。
後日、僕は法律に詳しい、親友の安藤に状況を説明し
訪ねました。
「もしあの時、大怪我とか死亡事故になっていたとしたら
柱持ってきて服をかけた人って、どんな罪になるの?」
安藤:「あんた、勘違いしてるぞ、捕まるのは森、おまえだぞ!」
森:「はあ?僕!? なんでよ、知らない人が勝手に危ない事をしたんだよ」
安藤:「フリマの主催者は誰なの?」「責任者は誰なの?」
森:「・・・」
この安藤の答えには、絶句しました。
僕は、社長としてスタッフの失敗は、
どこまでも責任を取る気でいます。
まあ、これは当たり前の事ですね。
でも、知らない他人の、明らかな常識はずれの責任も
取らなくてはいけない。
一瞬、経営者という生き方に、孤独と不安を覚えました。
でも、別の理由でやめるまで、フリマはその後も続けました。
なぜかというと、僕は経営者だから・・・
「経営者として生きていく」、
「この道以外に道なし」 と、
決めているから受け入れました。
「他人の事故も、僕の責任とわかったんだから、
それも気をつければいい」ということです。
経営者というお仕事を始めると、「そんな~っ!」という
でき事がしょっちゅう起こります。
他人のせいにし始めると、
自分は運の悪い経営者になっていき
会社を続ける事が本当に嫌になります。
経営者の方と話していると、
「●●なお客さんがいて、もう懲りたよ!」
「従業員が●●で、人を雇うのは懲りたよ!」
というお話を、よく聞くことになります。
でも、「リスク」、「責任」、「不安」、「孤独」
これらは、経営者の本業、日常です。
成功する経営者の心構え
何がおきても 「懲りない」
独立、成功を志す方、まずはこれを
決断されては、いかがですか?